眠っている「課題を見つける力」が重要だ…と
ビジネス界ではいわれて久しいのですが
実は、子どもたちの中でも、
「問題解決」をするための過程で
取り組むべき「課題」が何なのかを
見つけ出す力が
案外、その日常の中でも重要だと考えています。
もっとも、問題がシンプルなケースは
「問題」=「課題」のことも多いですが、
目の前の問題だけを見るのではなく
もっと幅広く見てみることや
逆に、ピンポイントに絞ってみるなどして
取り組むための「課題」を設定する必要があるわけです。
なかなかこうした視点を
子ども社会や学校生活に取り入れることがないので
子どもの周りにある様々な問題が、
置き去りにされてしまったり、
学んだり、体験したことが、
実生活や実社会に活かされない
もったいないことになりがちなのでは?
と、感じています。
さて、昨年5月にスタートしたこのプロジェクトも
間もなく1年。
「子ども」の枠を超え、
「地域」の枠も飛び越え、
「グローバル」に、
「社会」の大きな課題に取り組む
子どもたちや大人たちの活動にも触れ
「見る目」や「考え方」を
様々な事例に触れ、実際に考えてみて
ちょっぴりものごとの見方が変わったかな!?
とも思っていますが、いかがでしょう!?
発想・アイディアを生み出すには、
視野を広げて、視点を変えて「見る目」を
養う必要があります。
そして、「見た」もの、「感じた」ことを、
どのように捉えて、どのように行動に移すか
想像しながら、トライ&エラーで改善することで
より良いものに変えていくことができるでしょう。
普段から、ちょっと色んな角度から
物事を観ていることで
いざ、という時に、アイディアを
生み出しやすい態勢になれたらと思います。
そしてそれが、危険回避力や回復力、
より良い未来を創る力に
つながったら…と願っています。
「与えられる存在」や「消費する存在」
にとどまらせず
今あるものを「よりよく変えていける存在」
「新たに創り出せる存在」として
子どもたちの力を、引き出していきましょう!
そして、共に、より豊かで、
生きやすい社会にしていこうではありませんか?
「宇宙」を学んでいる皆さんには、
「宇宙」を生かして、「課題」に取り組むことも
想定できます。
人工衛星なども、何らかの「課題」を持って
造られ、打ち上げられているのですから…
「課題」それが「ミッション」につながるのです。
2022年度も、課題発見・発明プロジェクト、実施します!!