東北大震災から10年

2011年の東北大震災から10年の今日。
現在、子ども宇宙アカデミーに参加している小学生たちは
その後に生まれたお子さんも多くなっています。

大変な被害でしたので、次に同じようなことがあっても
被害を最小限に抑えられるよう
その教訓は、しっかり伝えていかなければなりません。

自然災害が、どのように起きるのか、
身を守るために、どのように対処すればよいのか、

そして、私たち保護者としても、
いかに子どもたちの命を守るか…

それぞれの状況に応じて、
考えておきたいですね!!

今日は、宇宙からあの日の津波を、見てみましょう!

日本科学未来館さんが、実際のデータをもとに
可視化されたものです。

太平洋を渡っていきます。

逆に、海外で大きな地震が発生した場合は、
日本に向かって、津波がやって来ることもある
ということですね!!



「津波」のメカニズムについては、
TED-EDが動画にまとめておられます。
英語ですが、とても分かりやすいので、
字幕を日本語に設定して
親子でぜひ、視聴なさってみてください!

この動画でも、「プレートテクトニクス」について
紹介されていましたが

「プレートの動き」を考える時、
海外で発生する地震情報にも
注意しておくと良いかもしれませんね!

私は、こちらの地図で、世界の地震発生状況を
確認するようにしています。



こうした震災などの「災害」について
子どもたちに伝えようとする時、

幼少期の子どもたちへの伝え方に、
気をつける必要があると考えています。


こんな災害が発生する可能性があるので
こんな時は、こうすればよい

…といった、具体的なケーススタディを、
まずは親子で、示し合わせておきましょう!!


過去の映像などは、せめて高学年以上
中学生くらいからになり、
ある程度、論理的思考が発達してからが
良いと思います。


幼少期に強い恐怖を与えてしまうことで、
恐怖のために、動けなくなってしまうことも多々あります。


そして何より、自ら考え、自ら行動できる力を!!
こうした災害時こそ発揮していただきたいと思います。

多くの人は、他の人の行動を意識します。
大人も然りです。
子ども宇宙アカデミーでは、
自ら「みて きいて 考える」こと、
「それを行動に移す」力
を育むことを
目指しています。

災害時こそ、それを活かして、
自ら率先して、命を守るための
行動を起こせるように
なって欲しいと
願っています!!


宇宙から見た被災後の様子を
JAXAの衛星が捉えた画像が、こちらに
公開されています。

震災前・震災5年後・震災10年後 と比較されています。

こうした観測も、宇宙の大事な

もしもの時に備えるための
具体的な方法を、自らの阪神淡路大震災の
被災経験を活かして、伝えておられる
「あんどうりす」さんをご紹介しましょう!

すぐにもできる、目から鱗の防災術に
たくさん気付いていただけることと思います。

地震大国日本 だからこそ
しっかり知識を備え、シミュレーションをし
対策をしておきましょう!!