梅雨入り後、いきなり強い雨が降った広島地方。
2018年の豪雨の爪あとも、そこここに残っていますので
まだまだ、警戒してしまいます。
こうした梅雨や台風の時期に、
今後の降り方などを知る上で
重要な役割を果たしているのが
気象衛星「ひまわり」
ニュースなどの「気象情報」コーナーで
「『ひまわり』の画像を見てみましょう!」
なんて、よく聞く名前ですよね!!
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2018/01/5a467f94c2ff255522a8bec6ef17d0a5-1024x1024.jpg)
この画像は、気象衛星「ひまわり9号機」が打ち上げられて
初めて送ってきた地球の画像。
日本の位置が、分かります…!?
雲がたくさん出てるので、
ちょっと分かりにくいかもしれませんね…。
地球儀と比べて、どのあたりか
子どもたちには、考えてもらいましょう!!
気象衛星「ひまわり」は、こうして
いつも日本やその周辺の様子を
宇宙から観測しています。
観測結果は、「気象庁WEBサイト」に公開されています。
今の様子を、ぜひ、こちらで見てみましょう!
まず表示される画像は、日本周辺の様子です。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2020/06/380f844bf6deefc0cc6b8f224b47f63c.jpg)
気象衛星の画像ページでは、まず上の画像が表示されています。
これは、日本近郊の「赤外」画像。
「放射される赤外線の強さは雲の温度により変化する特性」があるそうで
白さが強いところほど、冷たい雲があるのだそうです。
詳しくは、こちら!
今度は、日本周辺だけでなく、
地球全体を見てみましょう!!
画像上にある選択肢枠で、「地域」選択を「全球」にすると…
日本のある面の、地球全体の様子を見ることができます。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2020/06/19a8f6f5160b5563c7d2a19b38ae4f43.jpg)
画像種類の選択肢「カラー」をクリックすると
より、分かりやすいカラー画像になります。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2020/06/c78cbfebfe9974d73b6dfc1105a01ad0.jpg)
更に、「画像の種類」を「可視」にすると…
「可視光」で観測した画像が表示されます。
表示時間にあるように、日本時間AM6:20の画像なので
西側は、まだ夜。
暗いのが分かりますね!!
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2020/06/cd5421e194eac6875c9c7e897286197d.jpg)
このように、色々設定を変えることで
気象衛星ひまわりが観測している
現在の日本を取り巻く気象状況を
観察することができます。
特に、梅雨や台風時期の
大雨に注意を要する時こそ、
テレビなどの気象情報だけでなく、
気象庁WEBサイトにて
より詳しい状況をチェックしてみるのは
いかがでしょう?
天候が変わりやすく
災害も多発している時代。
自信と違い、大雨による洪水や土砂災害は
気象情報によって、ある程度予測が可能です。
気象情報を入手し、理解して判断する力は、
とても重要だと思うのです。
実際の雨の状況と、気象衛星が教えてくれることの
関連性を見出していけると良いですね!!