京大ブラックホール研究者のTV出演

先日、このブログでもご紹介した、
フジテレビ系列「ホンマでっか!?TV」

「すごい脳みそ!連れて来た」コーナーに出演された 

京都大学大学院 理学研究科 教授 嶺重慎さん。



番組では、このように紹介されていました。


宇宙の構造や成り立ちを解き明かす
宇宙物理学」がご専門。

ケンブリッジ大学を始め、海外の様々な研究所で研究

ブラックホールの分野で、世界初の研究結果を
いくつも発表している方。



観ていて、一番おもしろいなあ~と思ったのは

天文学者は、ブラックホールを「いる」と言うこと。

ブラックホールが「ある」 ではなく
「いる」というのだとか…。

今度、天文学者の方にお会いしたら、
注意してお話聴いてみよう!!

レギュラー出演者との問答を、一部ご紹介!


天の川に「ブラックホール」はどのくらいある?


研究者によっても異なるが、
何千万から何億個あると言われている

但し、見えないので、正確に数えられない…。


星が吸い込まれるのは、分かる?

星がブラックホールに吸い込まれる時に
強いX線を出すので、それを見れば分かる。

その状態を撮影することは、できると思う。


吸い込まれたものって、どこへ行っちゃう?

ブラックホールの中へ…

その向こうは…
見たいけれども、飛びこまない限り分からない…

見当はついているが、
科学の場合は、証明しないと言ってはいけない…


ブラックホールは、何のためにあるの?

答えは分かっていないが…

宇宙が今の姿になる時に、ブラックホールが
何らかの働きをしている

ブラックホールはガスやエネルギーを吸い込むだけでなく、
1~2割を吐き出していることが分かってきた


興味を持った人は、ぜひ、著書を読んでみてください!!
こちらでもご紹介しています。

広島の方は、「子ども宇宙アカデミー」
大人の方向け「ゼロから始める天文学」にて

一緒に学びましょう!!


マツコさんとさんまさんの最後のコメントが
とても象徴的でした!!

30年間研究していて、こんなに答えられないことばかりってすごい!
そこに向かっていく先生は、すごい!!

本当に…

こうした研究や研究者を大事にしていくことが
日本という国の科学力や信用度、そして経済力も
高めていくことになる…としみじみ思いました。