今日は「はやぶさの日」


6月13日は、はやぶさの日

2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が、約7年間 約60億Kmのフライトを終え、無事、地球に帰還して燃え尽きました。

その「はやぶさ」の打ち上げから帰還まで、を簡単にまとめた動画がこちら!

小惑星探査機「はやぶさ」の歴史

 2003年 5月 9日 内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ
 2005年 8月28日 小惑星「イトカワ」軌道到着
 2005年11月20日 1回目のタッチダウン
 2005年11月26日 2回目のタッチダウン
 2007年 4月25日 地球に向けて出発
 2010年 6月13日 地球に帰還

「小惑星からサンプルを持ち帰る」という、世界初の偉業を成し遂げたことを記念して、JAXAの施設がある秋田県能代市・岩手県大船渡市・神奈川県相模原市・長野県佐久市・北海道大樹町・鹿児島県肝付町で組織する「銀河連邦」(本部:神奈川県相模原市)が制定。後に、記念日として認定されたことで、6月13日が「はやぶさの日」となりました。

「はやぶさ2」は、「はやぶさ」の後継機として小惑星「リュウグウ」へ向かい、サンプルを採取してカプセルを地球へ持ち帰り、現在、次なる小惑星に向けて航行中です。

小惑星探査機「はやぶさ2」の歴史

 2014年 12月 3日 種子島宇宙センターから打ち上げ
 2018年 6月27日 小惑星「リュウグウ」軌道到着
 2018年 9月21日 探査ローバー「MINERVA-II 1」分離
 2018年 10月 3日 小型着陸機「MASCOT」投下
 2019年 2月22日 1回目のタッチダウン
 2019年 4月 5日 衝突装置
 2019年 7月11日 2回目のタッチダウン
 2019年 10月 3日 「MINERVA-II 2」分離
 2019年 11月13日 地球に向けて出発
 2020年 12月 5日 「はやぶさ2」地球離脱軌道へ
 2020年 12月 6日 サンプルのカプセル回収

「はやぶさ2」は、今も次なる目的地の小惑星「1998 KY26」に向けて航行中!
この小惑星は、地球接近小惑星(NEA)のひとつ。
将来、地球へと接近し衝突する可能性のある天体を調べる…ということになります。
到着予定は、2031年7月。
途中、2026年7月には、別の小惑星「(98943) 2001 CC21」も探査するとか。

さて、その年、子どもたちは、何歳になっているでしょうか?

目標に向かって、日々、はやぶさと共に、人生を航行していきましょう!

この「はやぶさの日」に合わせ、「はやぶさ」の後継機 「はやぶさ2」が2020年12月に小惑星「リュウグウ」から持ち帰った「サンプル」の一部を3Dプリントした「レプリカ」 と「解説のパネル」を展示イベントを、昨日6月12日(日)に開催させていただきました。

そのレポートは、こちら!!

画像は、JAXA相模原キャンパス 探査交流棟の展示