2019年ノーベル物理学賞


10月8日、ノーベル物理学賞の受賞者が発表されました。

2019年の受賞者は…
私たちが、子ども宇宙アカデミーで学んでいる
現代の「宇宙」理論の基礎を築いた方たち。


おひとり目は、子どもたちも良く知っている
「ビッグバン」の理論の基礎確立に貢献された方。

米プリンストン大学の
ジェームズ・ピーブルス(James Peebles)名誉教授。

「宇宙がビッグバン後にいかに進化したかを
 理解することに貢献した理論上の発見」
が、受賞理由だそうです。

早速、大学のyouTube チャンネルに
喜びの動画がUPされていました!!

1964年から宇宙論について研究されている ピーブルス 教授。
とても小さかった学問が、
とてつもなく巨大な進歩につながったと・・

本当に…!! 私たちはお陰さまで
宇宙の始まりから今にあたる悠久の歴史や
宇宙の大規模構造について、
体系立てて学ぶことができます。


また、もうひと組のお二人の受賞者は、
今では、「常識」とされている「太陽系外惑星」
1995年 初めて発見された スイス・ジュネーブ大学の
ミシェル・ マイヨール(Michel Mayor)名誉教授と
ディディエ・ ケロー(Didier Queloz)教授。

ジュネーブ大学でも、早速、ノーベル賞受賞決定後の
動画をUPされています。

フランス語は、さっぱり分かりませんが
スライドを見ると、観測された望遠鏡や
スペクトルの様子まで紹介されているので
アドバンス・コース受講の皆さんは
興味を持って視聴できるかもしれません。


因みに、こちらのNASAが公開した動画ならば
英語で、お二人のお話を聴くことができます。

こちらは、受賞理由となった
「 ペガスス座51番星 」の周りを回っている惑星発見
について語っておられる両者です。

字幕がフランス語なのが残念・・・。


こうして、宇宙について研究を
進めて来られた方たちに感謝しつつ
まだまだ「分からないこと」がいっぱいの
この「宇宙」について‥

大いに学び、考え進めていきたいですね!!