ライトダウンキャンペーンと光害

みなさん、こんにちは!
子ども宇宙アカデミー いとうです♪

「ライトダウンin東広島2017 実行委員会」主催の

「2017 サイエンスパブ 西条酒蔵 × 宇宙」

について、前回の記事にてご紹介しました。

前回の記事には、明日にでもご紹介を…
と書いていたのですが、
書いたものの、公開するのを忘れるという・・・
いやはや・・・ ^^;

 

「巨大ブラックホール~底なしの飲ん兵衛天体」

のお話や、VRによる宇宙散歩。

本当に、愉しいひと時でした♪

 


余談ですが…
「学ぶ」って、ホントは、とっても楽しいですよね!

「そうだったのかあ~!」
「へえ~っ!!」
・・・って感動があれば、
もっとわくわくして、もっと知りたくなりますね♪


 

このイベントを主催された
「ライトダウンin東広島2017 実行委員会」 の皆さんは、

8月19日(土)の夜、
「ライトダウンキャンペーン」を展開される予定です。

星の郷 美星町の夜明け前

 

「ライトダウンキャンペーン」とは・・・!?


きっと皆さんも、1度は目や耳にしたことがあるかと思いますが…。

環境省が主導で、2003年に始まったキャンペーン。

当時、大臣だった小池百合子さん(現東京都知事)が
「クール・ビス」 を提唱されていたのは、印象深かったのですが…。

でんき(灯り)を消して、
「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」

現在も、環境省主導で、進められていて
夏至や七夕に、このキャンペーンが
展開されています。

 

「ライトダウン」は、「光害」もダウン


東広島ライトダウンイベントは、
伝統的(旧暦の)七夕の日

に合わせて
ライトダウンキャンペーンをやろう!というもの。

2011年に国立天文台主導で始まった
伝統的七夕の日を中心に、不要な照明を消して星空を見よう!と呼びかける
『伝統的七夕 ライトダウンイベントキャンペーン』
の趣旨に沿って、東広島では、2012年に始められたそうです。

街はとても明るいので、天の川はもちろん、
よほど明るい星しか見えないですよね。

でも、本当は、そこここにあるのです…。

見えないだけ…

街の灯りで…

 

 

 

光害とは…


街の灯りは、とてもきれいで・・・
施設のライトアップや、ネオンサインなど、
屋外の不要・過剰なライトアップによって
野生の生物や人間の活動に悪影響があること
「光害」と言うそうです。

天体観測はもちろんですが、
ほかにも、野生動植物や農作物への影響や
居住者、歩行者、交通機関などへの影響などが
懸念されているようです。

※光害とは…
 「良好な照明環境の形成が、漏れ光によって
阻害されている状況又はそれによる悪影響」

~ 環境省 光害対策ガイドラインより ~

 

CO2の問題とともに、この「光害」についても
そこで、1年に1度、天の川をはさんで織姫星と彦星が出合う
旧暦の七夕の夜に、みんなでライトダウンをして、
西条で天の川を見よう!」という
星を見る会を、実施されるのだそうです。

西条近郊の皆さん、
余分なでんき(灯り)を消すか、
外に漏れないように、しっかりカーテンなどで
遮るかして
西条の街で、天の川が見られるか
チャレンジしてみるのも、興味深いですね!

冒頭の画像を撮影した「美星町」は、
元々星空が綺麗だったものを
地域の財産として、早くからこの「光害」対策に取り組み
星空が綺麗に見える地域として有名です!

 

100万人のキャンドルナイト


環境省のライトダウンキャンペーンとともに
民間の人々や著名人たちも呼びかけ広まったのが

「100万人のキャンドルナイト」

でんきを消して スローな夜を!
という呼びかけで始まったキャンペーン。

もちろん、わが家でも参加して
「みつろうキャンドル」を作って、
親子でやさしい灯りを、楽しんでいたものです♪

手作りみつろうキャンドル

 

さて、わが家は、東広島市からは距離があるけれど、
ひそかにライトダウン、してみるかな?  ^^

みつろうキャンドル、また作って
灯してみるとしましょう♪ ^^