系外惑星ネーミング

子ども宇宙アカデミーでは、
宇宙を学ぶ講座を実施後、
IAU 国際天文学連合が実施されている
系外惑星ネーミングキャンペーン」に
エントリーすべく、受講生たちや
意志ある親子の皆さんとともに
ミーティングを重ねました。


「系外惑星」って…!?

と思われた皆さんにちょっぴり解説。

「系外惑星」とは、「太陽系」の外の「惑星」のこと。


私たちの生きるこの「地球」は、
「太陽」の周囲を公転している「惑星」ですね。

他に、「水星・金星・火星・木星・土星・海王星」という
「太陽系惑星」の仲間たちがいるわけです。

「太陽」と同じく、他の自ら光る星「恒星」の周りには
「太陽系」同様、その「恒星」を公転している
「惑星」たちが発見されていて

それら、太陽系の外にある「恒星」の周りを
公転している惑星たちのことを「系外惑星」
というわけです。


その「系外惑星」の一部に名前を付けよう!と
「IAU  国際天文学連合」が
天文学に親しむ団体に向けて呼びかけているのが
このネーミングキャンペーンなのです。

子ども宇宙アカデミー 基礎講座の様子
子ども宇宙アカデミー 計算コース


毎月、宇宙の基礎を学び、
天文学の計算などのアクティビティに取り組む
私たちは、事前にアイディアを出していただいて
有志のメンバーで、ミーティングを行いました。

相談・・の前に、まず、どんな系外惑星があるのか
ネットで調べることから、進めていきます。


まず、子どもたちから声が上がったのが

「生命の可能性がある系外惑星」は、ないだろうか…!?

一同、インターネットを使って
系外惑星のリストを調べ始めますが
これは、講師の山根弘也さんから
「難しい」とアドバイス。


そこから、あれこれ試行錯誤が始まります。


一度は決まりかけたものの…

締切が延期されたこともあり
次の、ミーティングまでに考え
出されたアイディアの中から
さらにミーティングを進め・・・

なかなか良いアイディアが
いくつか出されたのですが…

最後は、最終ミーティングに出席された方の中で
決定させていただきました。


いやあ、それにしても今回、
「系外惑星」が案外たくさん発見されていることや
「命名」の仕方など、色々学ばせていただきました。

このキャンペーンのルールなど
細かいことが分からなくて
国立天文台の担当の方にも
色々お答えいただきました。

素敵な企画やサポートに、感謝申し上げます。
ありがとうございます。

子どもたちにとっても、
ひとつひとつの系外惑星について調べてみたり、
自分たちで色々考えてみること自体
とても良い経験になったことと思います。