子ども宇宙アカデミーでは、
宇宙を学ぶ講座を実施後、
IAU 国際天文学連合が実施されている
「系外惑星ネーミングキャンペーン」に
エントリーすべく、受講生たちや
意志ある親子の皆さんとともに
ミーティングを重ねました。
「系外惑星」って…!?
と思われた皆さんにちょっぴり解説。
「系外惑星」とは、「太陽系」の外の「惑星」のこと。
私たちの生きるこの「地球」は、
「太陽」の周囲を公転している「惑星」ですね。
他に、「水星・金星・火星・木星・土星・海王星」という
「太陽系惑星」の仲間たちがいるわけです。
「太陽」と同じく、他の自ら光る星「恒星」の周りには
「太陽系」同様、その「恒星」を公転している
「惑星」たちが発見されていて
それら、太陽系の外にある「恒星」の周りを
公転している惑星たちのことを「系外惑星」
というわけです。
その「系外惑星」の一部に名前を付けよう!と
「IAU 国際天文学連合」が
天文学に親しむ団体に向けて呼びかけているのが
このネーミングキャンペーンなのです。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2022/12/20221127B3-1024x768.jpg)
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2022/12/20221030_4-1024x815.jpg)
毎月、宇宙の基礎を学び、
天文学の計算などのアクティビティに取り組む
私たちは、事前にアイディアを出していただいて
有志のメンバーで、ミーティングを行いました。
相談・・の前に、まず、どんな系外惑星があるのか
ネットで調べることから、進めていきます。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2022/12/STORYPIC_01431086_BURST221127133958-1024x576.jpg)
まず、子どもたちから声が上がったのが
「生命の可能性がある系外惑星」は、ないだろうか…!?
一同、インターネットを使って
系外惑星のリストを調べ始めますが
これは、講師の山根弘也さんから
「難しい」とアドバイス。
そこから、あれこれ試行錯誤が始まります。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2022/12/exoplanet.name1-1-1024x692.jpg)
一度は決まりかけたものの…
締切が延期されたこともあり
次の、ミーティングまでに考え
出されたアイディアの中から
さらにミーティングを進め・・・
なかなか良いアイディアが
いくつか出されたのですが…
最後は、最終ミーティングに出席された方の中で
決定させていただきました。
![](https://cosmic-academy.com/wp-content/uploads/2022/12/20221127.1-1-1024x572.jpg)
いやあ、それにしても今回、
「系外惑星」が案外たくさん発見されていることや
「命名」の仕方など、色々学ばせていただきました。
このキャンペーンのルールなど
細かいことが分からなくて
国立天文台の担当の方にも
色々お答えいただきました。
素敵な企画やサポートに、感謝申し上げます。
ありがとうございます。
子どもたちにとっても、
ひとつひとつの系外惑星について調べてみたり、
自分たちで色々考えてみること自体
とても良い経験になったことと思います。