Asteroid Day

本日6月30日は、「Asteroid Day」


ロックバンド「QUEEN」のギタリストで
天文学者としても有名な「Brian May」氏、
アポロ9号搭乗の宇宙飛行士「Rusty Schweickart」氏らによって
2014年にスタートした世界的ムーブメントです。

彼らは、アステロイド財団を設立し、
6月30日前後に啓発イベントを実施。
今年も、ライブ配信をしています。


2016年12月、「国際連合」により正式に、
6月30日は「International Asteroid Day」として認定されました。



なぜ、6月30日かというと…

1908年のこの日、当時のロシア帝国
ツングースカに隕石が落下し、空中で爆発。
これにより、半径約30 – 50キロにわたって森林が炎上
離れた場所でも、地震を観測したり、窓ガラスが割れるなどの
「ツングースカ大爆発」が発生した日、だからなのです。

2013年チェリャビンスク州の隕石落下によって発生した
様々な現象をきっかけに、比較分析された結果、
「ツングースカ大爆発」も隕石によるものと解明されたのでした。

そのチェリャビンスク州の隕石落下の様子が
携帯電話で撮影されたものがこちら!
最後に、大きな爆発音がしています。


日本では、NPO法人日本スペースガード協会
地球に近寄ってくる天体などの観測をしています。

今日は、このJAXAはやぶさ2プロジェクトと共催で、
19:00より、こちらでトークライブを配信されました。

アーカイブ視聴も可能ですので、休日にでもぜひ!!

小惑星を探査することは、「太陽系の成り立ち」や
「生命の痕跡」を研究するというミッションとともに
将来、地球に近づく可能性のある小惑星を知るという
「Planetary Defense(プラネタリー ディフェンス)」の
側面があることも、知ることができます。

※すぐすぐ衝突するなどというお話ではなく
 遠い将来の可能性ということですので
 小さなお子様たちには、必要以上に怖がらせないように
 お話いただくと良いかと思います。