【レポート】「人工衛星」と「位置情報」

会場とオンラインと、ハイブリッド運用にて
元 産業技術総合研究所 の技術者
岩田敏彰さんによるセミナー

「位置情報」は、どう決まる!?
日本版GPS衛星「みちびき」の研究者に聞いてみよう!

を開催させていただきました。


ご参加の皆さま、ありがとうございます!!

普段使っているスマホのマップアプリが
どのように、位置情報を認識して
ナビゲートしてくれているのか…

人工衛星だけではない、結構複雑な
位置情報認識のための「仕組み」や

「誤差」の存在・計算、

その「誤差を生むもの」は何か、

「誤差をより小さくするため」には、
どうすれば良いのか…

など、考えながら、お話を聴き進めていきました。

当然ながら、「相対性理論」にも触れ、

「GPS=位置情報」だけではない‥ことも!!


小学校高学年の参加者は、
これまで、当アカデミーで、2~3年がかりで
宇宙の基礎や、天体の計算を学び続けているため
しっかりとお話にも、ついていっていました。

また、他の中高生たちも、かつて当アカデミーで
学んでくれたり、独学で学びを進めていたりと

しっかり基礎ができていたので
難しいながらも、お話としては
理解して聴き進めていたようです。


私自身も、位置情報を認識するための
信号の同期の方法※」や、
誤差をなくすための様々な工夫を知り

こんな小さなスマホの中の「受信機」が
ここまでやってくれているのか…と
感動したものです・・。

ナビにしても、10年前のカーナビを考えれば
今は随分、誤差が小さくなっていますのものね!
感謝するばかりですが…

それをガードするための「裏技」についても
お話いただきました。

なるほど!! 
仕組みを知れば、またそんな裏技も考えられますね!!

こうした「より正確に認識」
できるようになった「位置情報」を
これから「いかに活用するか」は、
とても大きな課題でもありますね!!

「仕組み」と、その「活用」

参加者の皆さんには、そんな視点を持って、
これからまだまだ、色々なことを
吸収していって欲しい・・と思っています。


改めて、講師の岩田敏彰さん、ご参加の皆さん
本当にありがとうございます!!

※信号の同期の方法については、
「2進法」と、
コンピュータは、何事も
「電気のON/OFF」で情報を表現すること
を知ると、より分かりやすいですね!!

今度、2進法で遊ぶ機会を創りましょう♪
過去に、私の「算数遊び」を体験したことのある人は
ちょっぴりその時のお話を、思い出してみてください!!