【レポート】NASAでご活躍の体験から…

皆さま、こんばんは!
「子ども宇宙アカデミー」のブログに
お越しいただきありがとうございます!!

すっかりレポートが遅くなってしまいましたが、
去る2月24日(日)のアカデミー終了後、
「NASAフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡」
ガンマ線センサーを開発された
広島大学宇宙科学センター 初代センター長
大杉 節 広大名誉教授による
スぺシャル講演会を開催させていただきました。

子ども宇宙アカデミーを受講中の方、
以前、子ども宇宙アカデミーを受講してくれていた方、
来年度、受講をされる予定の方と
たくさんの方に、参加していただきました。

久しぶりに参加してくれた中学生たちの
成長した姿には、本当にうれしい限りでした!!


アカデミー受講中の小学生たち、
積極的に質問していましたが、
特に、中高生と保護者の皆さまには
ひしひしと響くものがあったようで
後日、感想を送っていただきました!!


●感動した!刺激を受けた!!
●「決心」・「継続」・「あきらめない」・「地道な努力」
  自分ができなかったことだらけのお話に、素直に感動した。
●「一番住みやすい地球を大切に」という言葉が、親子ともに心に響いた。
●便利な生活の何を捨てて何を残すのか、価値観も人それぞれで難しいけれど
 考えたことを少しでも実行したいと思った。
●子どもたちを前に、まずは保護者の私たち自身が、
 地球規模に、世界の動きを視野に考えていかなくては…と思った。
●まずは、できることから、知ることから…

フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡のポスターと打ち上げロケットのパンフレット

大杉名誉教授のお話からは、サイエンティストとして
世界の中の日本、地球の現状から感じておられる危機感が
ひしひしと伝わって来ました。

これからの時代を生き抜くために
これからの時代の社会に貢献するために
必要な資質とは何か?

ご自身が世界の中で、世界の人々とともに
プロジェクトを進めてきた経験から
次の時代を担う、子どもたち、子育て中の保護者の皆さんへ
熱いメッセージを込めていただいた、
心揺さぶられるお話でした!


宇宙のことを知れば知るほど、
この地球が、私たち地球上の生命体にとって、
いかに快適で、貴重な環境かが分かる…

と、大杉名誉教授は、仰います。 。

その地球がおかれている様々な課題に
私たちはこれから、 対峙していかなくてはなりません。

解決に向けて、考え、対処する力を
これからを生き抜く力として、
子どもたちに 持たせてあげる必要があります。

「子ども宇宙アカデミー」は、
そのために私どもができるひとつのカタチ
なのですが…

まだまだできることがたくさんある!
そう感じ、その力を育むためのヒントと勇気を
与えていただきました。


大杉名誉教授がチームを率いて開発に参加された
フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡の打ち上げ時の動画を
上映させていただきました。

その瞬間は、ご自身は帰国されていて
ご覧になれなかったそうですが

迫力ある映像。
ご本人を前に、動画を拝見するのは
本当に貴重な体験で、感動ものでした!

すぐに効果は見られないかもしれませんが
きっと、一緒にお話を聴いた子どもたちの
人生の根っこに染み入る栄養素となったことでしょう!


ご多用中、エネルギッシュなご講演をいただいた
大杉名誉教授に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます!!