ホーキング博士の訃報…

スティーヴン・ホーキング博士
訃報が伝えられました。

ご存知の方も多いことでしょう
晩年、ホーキング博士が取り組まれていた
「ブレイクスルー・スターショット計画」。

私たちの太陽のお隣の恒星
プロキシマ・ケンタウリを周回する
惑星プロキシマ・ケンタウリbまで
小さな帆のような宇宙船を送ろう!という計画です。

とはいえ、その距離4.2光年
(何Kmになるか、アドバンス・コースの
子どもたちは、計算してくださいね!)

これまでの人類の宇宙探査の歴史を
一気に塗りかえるぶっ飛びな計画とも
言えますが、そこは、ホーキング博士、
実現してくださるのでは…!?
と、期待していました!!

ホーキング博士は

人類は、様々な脅威により
ほかの星へと出て行かなければ
絶滅するだろう

というようなことを言われていました。

こちらの雑誌WIREDの記事

亡くなったホーキング博士が、
「人類の未来」について語っていたこと

に、もう少し詳しくまとめてあります。


遅ればせながら、皆さん、こんばんは!
子ども宇宙アカデミー いとうです。

皆さんは、ホーキング博士の提言を
どのように受けとめられるでしょうか?

1年前、広島大学がこのスターショット計画の
専門家を海外から招いて
公開講演会を開催された時、
私もお話をお聴きしに出かけました。

最前線では、本気でこうした計画を
進めておられるんだなあ…と驚きましたが
衝撃を受けつつも、
確かにそうかもしれない…
危機感を覚えました。

危機感とともに、世紀をまたぐであろう
壮大な計画の始まりに立ち会えて
未来への希望も感じていました。

だからこそ、もっと多くの方と、
特に、未来を生きる子どもたちには
宇宙のシステムについて、ある程度の理解と
自分で考え、問題解決する力を
身につけておいて欲しい…

と、ますます子ども宇宙アカデミーの
役割を重く感じたことを思いだします。

 

ALSを患いながらも、76歳まで最前線で
研究活動を続けておられた博士、

心よりの感謝と哀悼の意を捧げます。

ささやかながら
「子ども宇宙アカデミー」として
その役割をしっかり最期まで
果たして行きたいと
博士の訃報に、改めて心に刻む次第です…。

私も、めげずに頑張ります!!