【レポート】広島大学 STUDY DAY その1

5月最後の週末、
子ども宇宙アカデミー2022の会員の皆様と
「広島大学」の「宇宙研究」の一端に
触れる講演や見学、体験をさせていただきました。

どんな1日だったか、まずは前半の
「広島大学総合博物館」の見学をレポートしましょう!!

「広島大学」 東広島キャンパスの中にある
「広島大学総合博物館」

子ども宇宙アカデミーとしては、
2回目の見学でした。

キャンパスの一角にある建物は
入口がちょっと奥まっていて
周囲の学部の建物とも見分けがつきにくく

一瞬、迷ってしまうのですが…

中に入ると、大人も子どもも
楽しめる展示がいっぱい!!

広島大学総合博物館


まずは、広島大学が建てられたこの場所が
どんな場所だったのか…

そもそも、瀬戸内は
世界的にも群を抜いて、
生物の多様性が認められるのだとか…


へえ~っ!! 

驚きですが、納得…
山も、川も、海も、島も、湿地も…
地形が多様ですものね!

「エコミュージアム」の観点から、
その地域のまるごとの自然を、
キャンパスや東広島の地域全体を
博物館としてとらえておられるのだとか…。

昆虫やカエル、草花など、広島県の自然を
堪能されたい方は、ぜひ、親子で
訪ねてみられると良いのでは?
と思います。


特に、カエル好きの皆様には、お勧め!
理由は… スタッフの方にぜひ、
お話聴いてみてください!!

展示


子どもたちは、この「いないいないばあ」原理の
ボックス展示が大好きです。

子どもたちの心をくすぐる展示法に
脱帽です。

何が入っているかなあ?と興味津々


そして、私たちの一番の目的、
「宇宙」の展示コーナー

スタッフの方の解説に、耳を傾けます


そして、「子ども宇宙アカデミー」でもご講演くださった
「広島大学宇宙科学センター」の初代センター長 
大杉節 名誉教授が、メーカーともに開発された
「ガンマ線センサー」や

それを採用し、現在も宇宙で観測中の
NASA 「フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡」に関わる
展示コーナーが!!

NASA フェルミガンマ線宇宙望遠鏡 開発に関わる展示


大杉名誉教授には、これまで何回か
ご講演をいただいたり、
フィールドワークを体験させていただきました。

またぜひ、色々お話伺えたら…と思っています。



向かいには、科学誌「ネイチャー」に論文が掲載された
寺田 健太郎 現大阪大学教授の資料も!!

「月の隕石」も見ることができるようになっています。


実は、寺田教授、かつて広島大学に
おられたのでした。

子ども宇宙アカデミーでも、
これまで、その研究についてのご講演や
アクティビティを実施していただきました。


寺田教授の研究の一端は
絵本で学ぶことができます。
「ねえねえはかせ 月のうさぎは何さいなの?」
「ねえねえはかせ かぐや姫はどうやって月に帰ったの?」

この秋、広島にて講演会が開催されるそうです。
どうぞお楽しみに!!


宇宙関係の展示のお隣は、
これまた子どもたちも大好きな「化石」。

中でも、「恐竜」の「うん〇」や「た〇〇」の化石も!!

恐竜の「あ〇」の化石と「比べてみよう」
…と書いてあるので、比べてみました!!


でっかい…!!

ほかにも、瀬戸内や広島県内の
さまざまな生き物たちの
標本などの展示が盛りだくさん!!

想像以上、と子どもたちも
保護者の皆さんも、とても喜んでおられました。

人気キャラクター ヒロッグ

博物館の人気キャラクター ヒロッグも
紹介していただきました。

キャラクターがカエルというのも
どうやら訳があるようです。

皆さんもぜひ、博物館で見て聞いて
広島県の自然を学びましょう!!

広島大学総合博物館のサイトは、こちら!


博物館のスタッフの皆様、ご参加の皆様、
本当にありがとうございます。