宇宙アカデミーが、自動車メーカー見学を企画した理由

子ども宇宙アカデミーでは、この度、
地元の自動車メーカー「マツダ」さんの
マツダミュージアム」に見学に
伺わせていただくことになりました。

※見学は、予約枠が空いていれば
 個人でも団体でも、申し込めます。
 

「宇宙」アカデミーなのに、「自動車」?

そう思われる方も多いでしょう。

地元ですし、既に行ったことがある
という親子さんも多いことと思います。

「子ども宇宙アカデミー」は、
「宇宙を学ぶ」機会を創っています。

「宇宙」ってどんなところか?
「宇宙」にある、「太陽系」や「銀河系」などの天体や
「宇宙」から届く様々な「情報」を
人類はどのように、解析しようとしているのか

など、徐々に興味を持って
自らも調べ、考えられるように
と働きかけています。

アンドロメダ銀河



次のステップとして、
宇宙で活躍するロボットを
自ら創り出す力を育んでいこうとしています。

それが、人工衛星や探査機などの
宇宙機を学ぶ「スペースクラフト入門」や
「IoTプログラミング入門」講座です。
宇宙から届く情報を扱う上でも
必要になってくるスキルです。

小惑星探査機 はやぶさ2模型 6月13日は、はやぶさの日



「宇宙機」というと、宇宙を航行する
「国際宇宙ステーション(ISS)」や
「人工衛星」、「探査機」などを
思い浮かべると思いますが

探査先の天体で活躍する車(ローバー)もあります。

アポロ15号では、月に車を送り、
走行させたことは、皆さんもご存知でしょう。

なんと、23㎞走行したそうです。

月面車 ©NASA

火星地表でも、たくさんのローバーが
活躍していますね。

中でも、昨年、火星に到着した
「 Perseverance」は、私たちにも馴染みがあります。
開発者のおひとり NASAのエンジニア
小野雅裕さんには、何度もご講演いただいています。


さて、そろそろ勘鋭い方には
今回の見学の意図に
気付いていただけたのではないでしょうか?

太陽系探査では、
「月」や「火星」などの地表を
探査する「自動車」が必要です。

特にこれから、月面に基地を作ることになれば
なおさら、資材や物資を運ぶ必要が出てきます。

さあ、そんな視点から、
地球上の車を創り出した地元企業の
歴史や技術を、じっくり堪能させていただきましょう!

エントリーされた皆さん、どうぞお楽しみに!!