京大「宇宙ユニット」シンポジウムで、ポスター展示

京都大学の、宇宙研究に関わる幅広い分野の専門家の方々が
横断的に連携される 「宇宙総合学研究ユニット」
通称「宇宙ユニット」の シンポジウムが開催されました。

テーマは…

人類は宇宙社会をつくれるか?
~宇宙教育を通じた挑戦


開催に先立ち、ありがたいことに
主催者からお声かけいただいて
ポスター展示・発表をさせていただきました!

「宇宙教育」というと、その道の大学に入ってから… 
という感覚でした。

何しろ、私自身、「宇宙教育」と思しきものに
ご縁がなかった…
(30年前は、あの「宇宙教育センター」の
 すぐそばに住んでいたのに…)

我が子の子育て期にも…。


ご縁をいただいて始めた「子ども宇宙アカデミー」。

そこから、初めて、各地で
宇宙に関わる様々な体験機会が
設けられていることを知りました。

残念ながら・・・

でも、残念がってばかりはいられません…。
現在子育て進行形の皆さんが
残念に思わなくても済むように…と
活動を続けていますが
そんな活動に目を向けていただけたのは、
本当に、ありがたいことです!!


ポスターセッションの会場内は、
熱気ムンムン!!

高校生たちの研究・探求活動の
ポスター展示も多く、
その内容には、本当に感動しました!

京都市内や滋賀県の高校生たちはもちろん、
横浜市からも参加している高校生たちも!

彼らは、衛星データを活用して
古代の海岸線を想定した地図を
現在の地図とマッピングしたものを製作していました!!

本格的!!

この活動は、多くの方の支持を受けて
ポスター賞に選ばれました。

高校生にそんな時間があるのか、と驚き
尋ねてみたら、
それぞれ部活は別々ながら、
「探究学習の時間」を使って
研究活動を進めているとか…。

なるほど! 
きっとリードされる先生も
頑張っておられるのでしょうね!


他にも、「太陽フレアの予報」や
「ダークマターのモデルシュミレーション」、
「エウロパからのサンプルリターン」
「宇宙の引越し先」など
本格的なテーマに取り組んでいる個人や団体も。

高校生が、こうしたテーマを持って、
自ら考え、研究し、発表する。

素晴らしい機会!!


ニッポンの未来に、ワクワクしたのでした。


さて、「子ども宇宙アカデミー」が取り組む
「教育」のカタチについて‥

大いに共感していただき
こうした取り組みは、他では聞いたことがない…と
評価していただきました。


小学生の保護者の方からは
近くだったら…という声も。

ありがたいことです。

「子ども」の可能性について‥・

世間一般
普通
教育

そんな言葉の概念で、狭めてはいないだろうか…

素晴らしい研究活動に取り組んでいる高校生たちを見て
しみじみ感じたポスターセッション

広島で、 私にできることは何か…

色々考えながら、
来年度もまた、新たな仲間とともに
一緒に「宇宙」を学ぶ旅を続けていきたいと思います。


因みに、翌日のシンポジウム当日は、
ISS国際宇宙ステーションに滞在された
宇宙飛行士 土井隆雄氏 も登壇されるパネルディスカッションや
まいど1号打ち上げのお話など
興味のある講演などが予定されていたのですが

「子ども宇宙アカデミー」開催日だったので
その日のうちにトンボ返り…。

ちょっぴり残念でしたが、広島にも世界的に活躍されている専門家が
たくさんおられます。

そんな方たちのお話を聴く機会を
セッティングするのが、私のお役目!!

今年度も仕上げに向けて、
来年度のスタートに向けて、
今年度、なかなかできなかった
スペシャル企画の実施に…

走り続けたいと思います…。